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預金金利

2026年08月05日(水)

6月に日銀が政策金利を1%に上げた。



それに連動して国内の銀行の預金金利が8月3日から改定されている。



メガバンクは普通預金の金利が0.4%のようだ。



銀行はそれぞれ特典を設けていて、みずほ銀行の大口向け定期預金は1.5%だそうだ。



もちろん高金利を出すにはそれなりの条件があるので、誰でも高金利を享受できるわけではない。



逆に借りるほうはきつい話が多いのではないか。



数年前までゼロ金利時代に住宅ローンを変動金利で借りていた人たちは、人生設計が狂ってきたのではないか。



5000万円の借入で、仮に金利が1%程度上がったら、年間の返済額が40万円近く変わってくる。



月額返済額が3万円大きくなる。



月給が3万円上がっても、可処分所得が3万円上がるわけではないので、生活が苦しくなるはずだ。



借金もなく運用することができる資金が潤沢な高齢者にとっては、金利ある世界はウエルカムだが、住宅ローンに子育て資金が必要な若者カップルにとってはこの先は厳しくなりそうだ。



とは言え、私が30歳代半ばにマンションを買ったときの金利は3%台だったと記憶している。



それくらいの金利は当たり前にならないとデフレ脱却には至らないはず。



ここ1,2年は利上げと物価高が続くだろうが、この痛みに耐えれば、日本もデフレから脱却し、緩やかなインフレで、政策金利2%の時代に入れるのではないか。



そのためには、食品に係る消費税を時限付きで1%にするのは意味があるかもしれない。



2年後に戻せるのか? 財源はあるのか? という議論もあるが、とりあえず目先のほうが大事だ。



いま食べる飯が大事で、2年後に食う飯のことを思い煩っても仕方ないと思うのは、私だけだろうか。

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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