Market Eye

最新記事
記事一覧
次の記事
前の記事

短期と長期

2026年05月07日(木)

株式市場への投資を考えるときに、短期と長期では考え方が異なる。



長期で考えるなら、NISAを利用して、積立てでINDEXに近いETFに投資すべきだろう。



短期なら、その時その時の相場のテーマにあった銘柄をピックすべきだと考える。



この短期と長期の時間軸をどう考えるのかが大事だ。



長期と言ったときは、10年超、場合によっては数十年の時間軸で考えるべきだ。



日経平均株価の20年前の水準は1万円をちょっと越したところだった。



それがいまは6万円、と言っても、急速に値を切り上げたのは、ここ1年だが・・・・まあ、それはさておき、約6倍になっている。



このまま保有し続ければ、5年程度で10万円も見えてきている。



一方、個別銘柄で20年前と言えば、リーマンショックの前になるが、その当時、いまのAIなんてものはなく、半導体も日本は負け組で、誰もそのセクターには投資したがらなかった。



いまは飛ぶ鳥を落とす勢いの東京エレクトロン、ネットバブルの2000年の6,696円が高値でその後高値を抜いたのは2017年だ。



東京エレクトロンをネットバブル時に買って、いままで保有していれば、7倍になっているが、2008年には768円まで売り込まれており、とても保有しきれないのではないか。



短期と言えば、今日買って明日売り抜ける、もっと時間軸の短い方も多くいると思うが、これは投資ではなく、トレーディングと言うべきだろう。



投資なら、相場のサイクル一巡位を考えるべきだ。



一巡の時間軸は? 数年(1~5年)といういうところではないだろうか。



企業業績が増収増益となっているにも関わらず、株価は買われない、こうなってくると、相場の旬は終わったということになるだろう。



私、個人としては、長期は10年超、短期は数年、と考え、日々の株価の動向は気に留めないことが肝要だと考える。



とは言え、トレーディングで売買したくなるのが、投資家の性というものだ。



トレーディングで売買するなら、保有して1週間、1カ月、3カ月とかの時間軸を決めてやるべきだろう。



このトレーニングにはテクニカルの見方が適していると考えるので、25日移動平均線との下方乖離が8%超になったら買い、25%移動平均線まで戻ったら売り、とか決めておけばさほど大きく負けることはないだろう。



個人的には個別銘柄で勝負したいところだが、市場リスクを取る運用額の半分くらいはFTF等のファンドでほったらかしにしておくのが気分的には楽なのではないか。


#ETF
#投資
#トレーディング
#個別銘柄
#東京エレクトロン
#NISA
#移動平均線
#日経平均株価
#短期投資
#長期投資

最新記事
記事一覧
次の記事
前の記事

プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


最新の記事一覧