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銀行のビジネスモデル

2026年02月06日(金)

大手銀行5グループの2025年4~12月期連結決算が4日出そろい、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの大手3社の純利益が、それぞれ1兆円を超えた。

日銀の利上げによる利ざやの改善が追い風となったようだ。

また、企業の資金需要も堅調に推移し、業績を押し上げ要因となった。

さて、日銀が利上げすると、銀行が儲かる、この仕組み、というよりビジネスモデルは他力本願に他ならないが、銀行は営業努力をせずとも、勝手に利益が増える、本当に素晴らしいビジネスだ。

日銀は金融市場がクラッシュしたり、日本の景気が大きく下振れするような事態にならない限り、更に利上げするだろうから、来期の利益はもっと増えて、きっと配当額も増えるに違いない。

この1年で銀行株がかなり上がったわけだが、まだまだ割高感はなく、利上げ打ち止め感が出るまで買われ続けるのではないか。

利益の絶対額では、資産の大きなメガバンクが優位だが、少し放置されている地方の銀行にも目を向けてみると結構おもしろいかもしれない。

銀行のビジネスモデルはどこも同じ、どこかの銀行だけが儲かるのではなく、すべからくすべての銀行が儲かるということを忘れてはいけない。

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プロフィール

西堀敬(にしぼりたかし)

西堀敬(にしぼりたかし)

IPOジャパン編集長
(株)日本ビジネスイノベーション代表取締役
日本テクニカルアナリスト協会検定会員

1960年滋賀県生まれ。大阪市立大学商学部卒。和光証券(現、みずほ証券)の国際部、ウェザーニューズ財務部長、米国系Eコマース会社の日本法人 CFO&COO、IRコンサルティング会社取締役を経て、2011年より現職。上場会社の社外取締役を複数兼務する。
また、2002年より東京IPO編集長、2015年12月よりIPO No.1サイト『IPO Japan』を監修、編集長に就任。TV出演や経済誌への執筆、セミナーや講演会などIPOの第一人者として市場の啓蒙・発展に尽力している。

著書に『改訂版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』(すばる舎)、『IPO株の本当の儲け方』(ソフトバンククリエイティブ)。


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